世界的に急成長トレンドにある生成AI市場、
主に米国のビッグテックが圧倒的な強さを示している。
そして高性能AIの開発・実装で必須となっているのが大規模データセンター、いわゆるハイパースケールデータセンターであり
その数で米国は全世界の約半分を占めているといわれる。
今後は米国でハイパースケール増設の動きが一段と強まることが必至である。
このデータセンター増設の動きを収益恩恵として正面から享受しているのがエヌビディア<NVDA>だ。
データセンター内に設置されるAI用サーバー向けGPU(画像処理半導体)に爆発的な需要が発生したことで、
業績を大変貌させたのである。
■電力・通信の関連部材の需要は一段と拡大へ
人手不足が深刻化する国内において、
生産性の向上に向けて 生成AIを自社の業務に導入する企業が増えている。
生成AIの普及に伴うデータ量の爆発的な増加に対応するうえで、
カギを握るのがハイパースケールデータセンター(DC)だ。
AIサーバーを数多く抱える巨大なDCであり、米巨大IT企業による日本国内での投資計画が相次いで公表されている。
DCの周辺部材を供給する企業や電力・通信関連の設備・工事を手掛ける企業においては、25年も商機拡大が期待できそうだ。
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