イエレンダッシュボード

 

イエレンダッシュボード

今年行われた外国為替平衡操作(為替介入)について米国のイエレン財務長官は「こうした介入はまれであるべきで、協議が行われることが期待される。」と述べ、日本財務省の為替介入をけん制した。

そのイエレン財務長官で思い浮かぶものはイエレンダッシュボードだ。

イエレンダッシュボードとは、イエレン財務長官がFRB議長時代に金融政策を判断する上で重視していた9つの雇用指標のことである。

Fedが労働市場の状況を探る際に今後も注目されると考えられる指標なので頭に入れておきたい。

その9つの経済指標は以下である。

・非農業部門雇用者数(Nonfarm payrolls)
・失業率(Unemployment rate)
・労働参加率(Labor force participation rate)
・広義の失業率(U-6 underemployment rate)
・長期失業者の割合(Long-term unemployed share)
・退職率(Quits rate)
・求人率(Job openings rate)
・採用率(Hires rate)
・解雇率(Layoffs and discharges rate)

米国の金融政策は全世界に影響を及ぼし、投資をする上で軽視することはできない。

その金融政策を決定する大きな手がかりとなる指標は毎回注目すべきである。
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