ドルコスト平均法とは

 ドルコスト平均法とは、ある金融商品を定期的かつ一定金額

購入し続ける投資方法だ。


その金融商品が値上がりしようが、値下がりしようが一定の金額分を購入し続けるのがドルコスト平均法の特徴である。



例えば、毎月1日にある投資信託を購入するとしよう。


ドルコスト平均法は 毎月・一定金額 買い付けを行うため、

金融商品の価格が購入初月より2ヶ月目に価格が下落していた場合、前月より安く商品を購入できその分購入する数量が増える。


3ヶ月目は逆に価格が上昇したなら購入する数量は減るが、

保有する金融商品の価値は上がっている、ということになる。



ドルコスト平均法は、毎回投資する金額を一定にし投資をするので投資を行う時期を分散することができる。


保有する資産の価格は変動するが、

ドルコスト平均法を用いて長期的に投資を行うと価格変動のリスクを緩和することができる。


また、購入金額を低めに設定すれば少額からでも投資を始められるメリットもある。



しかし、デメリットも当然存在する。


それは、価格が一方通行に長期的に動く金融商品に対してはキャピタルゲインを生まない点だ。


例えば近年、トルコリラ/円のトルコリラ買い投資が流行っているが

これは数年間一方的な下落トレンドを辿っているため、キャピタルゲインが発生しない。(金利差から生じるインカムゲインは発生する)


とはいえ多く場合、長期的な投資では有効な投資手法であると考えられる。

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