日経平均株価、4万円台に回復


27日の日本市場では株式が大幅続伸し、日経平均株価は終値で7月19日以来、約5カ月ぶりに4万円台の大台を回復した。


外国為替市場で一時1ドル=158円台まで円安が進んだことを受け、輸出関連を中心に幅広い業種に買いが入った。


日経平均と東証株価指数(TOPIX)はともに上昇率が1%を超え、TOPIXも5カ月ぶりの高値で引けた。


円安が海外収益の押し上げ要因となる電機など輸出関連株が上昇し、医薬品や商社、サービス業、情報・通信、銀行なども買われた。


円相場は日本銀行は利上げに慎重との見方から、26日の海外市場で一時1ドル=158円08銭まで下落し、7月以来の安値を更新。


東京市場では加藤勝信財務相のけん制発言もあり、一時157円台半ばまで戻した。


債券は下落し、長期金利は13年ぶり高水準となる1.1%超えとなった。



 

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