日経平均株価

 日本人が株式投資を始めたいと考えた時、まずはじめに思いつく行動は日本の企業の株を買う日本株への投資ではないだろうか。

我々がよく知っている大企業の株や応援したい企業の株、ここは伸びそうだ！と思う中小企業の株まで様々だ。

そこでどんな株が良いのかと“株”という言葉にアンテナを張った時、テレビのニュースや新聞、ネット記事で必ずといっていいほど目にするのが「日経平均株価」だ。

“平均”と名前に入っているのだから日本株の全体の平均と考えがちだが、それは大正解とは言えない。

日経平均株価とは、東証プライム市場に上場している約1600の企業のうち日本経済新聞社が選定した225銘柄で構成されている株価指数である。

日本を代表する企業の株・225銘柄を合計して225で割った価格(厳密にいうと算出方法は異なる)である。

この日経平均自体を売買することはできないが、

この日経平均と同じ値動きをするように作られている上場投資信託(ETF)を個人の証券口座で売買できるし、

日経平均株価自体が多くの株価に影響を与えるので

日経平均を理解し注視することは日本株投資をする上で欠かせない。

日本を代表する企業の株なのだから、その変動は中小の企業にも影響を与えるためである。

毎日、注目する全ての株価をチェックするのは大変だが、

毎日、日経平均株価をチェックするのは数分でできる。

まず日経平均株価を監視することから始めてみては？

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