今は幸福なのか?
強気相場は、
悲観のなかに生まれ
懐疑のなかで育ち
楽観のなかで成熟し
幸福のなかで消えていく
投資家であり伝説のファンドマネージャーと呼ばれたジョン・テンプルトンの言葉である。
株価と景気は必ずしも同時ではない。
株価は先を織り込む景気の先行指標ともいわれ、実際の経済よりも先に兆候があらわれる。
例えば、景気が回復しはじめたことに気がついていないタイミングで企業の業績が回復する、ということがしばしば起こる。
逆も然りで景気が回復し我々の生活にも目に見えてその兆しが見えた時、株価にとっては楽観ないしは幸福感という場合だ。
物事には、始まりがあり終わりがある。
加えて、経済や株価はスクラップ・アンド・ビルド(創造と破壊)を繰り返している。
この原理を理解せずに大衆の後追いをし、最後の客になることは避けたいものだ。
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